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長崎県 大村市
ウナツ農園
食べチョク登録:2020年10月
ウナツ農園は、長崎県の県央にある田園風景が広がる緑ゆたかな大村市鈴田地区にある果樹農家です。
温州みかんの他に水稲を栽培しています。
平成22年から専業農家になって十数年が経ちました。
試行錯誤しながらの13年。安心安全はもちろん、美味しい作物を皆様にお届けできたらと思います。
生産者のこだわり
除草剤を使わないことによる細根保護
当農園では、2か月に一度程、刈払い機やハンマーナイフモアによる草刈りを行っています。(タイベックマルチシート被覆前に一回のみ除草剤を使用しています。)
表層細根が増え、水分ストレスがかけやすくなります。
除草剤散布によって細根が痛み、土が固くなるのを防ぎます。
刈った後の草による堆肥効果で、ミミズがいるフカフカな土壌になります。(ミミズ目当てにイノシシが掘り起こすのが欠点ですが。)
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タイベックマルチシートで水分ストレス付与による糖度向上
当農園では、みかん樹に水分ストレスをかけることによる糖度向上効果のため、タイベックマルチシートを被覆しています。
栄養生長から生殖生長へと切り替わる満開後60日から70日に水分ストレスをかけています。
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有機質資材の施用
当農園では、有機質資材を使用しています。
温州みかんへは、有機52%(ニュー県央はなまる)、94%(長崎恋みかん1号)等の配合肥料を使用し、有機石灰の天然苦土入りかきがら肥料(セルカ2号)を使用して土壌改良を行っています。
また、年間窒素の施肥量を慣行の半分にして飢餓ストレスによる糖度向上をはかっています。
葉面散布には、人と地球にやさしい鰹100%エキス及び100%海藻エキスを散布し、みかんの旨味を強化しています。さらに、カルシウムの散布によりコクを強化しています。