

福島県 須賀川市
自然栽培の薄井農園 ( りんごの森うすい農園) NATURAL CULTIVATION FARM USUI
本当の本物の農産物の美味しさとは?
安全安心な農産物とは?農産加工品とは?
10代続く農園が3代揃ってとことん拘りをもって日々研究と努力をしております。
8代目勝利~現役バリバリ稲作業界エキスパート。現在も国内外に美味しい米の栽培技術を指導中。
9代目吉勝~農園代表。38年前から「葉とらず栽培」「自然栽培」など全国に先駆けて新技術を研究開発実施。農産加工(6次化)のエキスパート(りんごジュースを無添加製造商品化した元祖、無添加ジェラート、米粉利用の回転焼などの開発)
10代目勝史~就農4年目、農産物や農産加工品でお客様に笑顔に元気に幸せになって頂くためにあらゆる農業技術、知識を修得中。
よろしくお願い申し上げます。
生産者のこだわり

【本当の本物の農産物(りんご、米)の美味しさを探求!】
「自然風味の完熟の美味しいりんご、米を作りお客様に笑顔に幸せになって頂きたい」このために当園は研究と努力を惜しみません。全国でも先駆けの38年前からりんごの「葉とらず栽培」「無農薬減農薬栽培」「草刈りをしない栽培」「除草剤を使用しない栽培」「無肥料栽培」「有機肥料栽培」等あらゆる栽培法を試験研究し良いところだけを技術として利用、現在に至ります。基本的には植物の生長生理に重点を置いて太陽と地球が育む自然の恵みを十分に活用する方法です。例えばりんごの剪定も無理に樹の形を整えるようなことは致しません。ストレスをかけないようになるべく自由に生育をさせています。そこから生まれるりんごは『自然にのびのび健康に』育ったりんごの樹が母体ですので果実本来の甘味と酸味の調和のとれた美味しいりんごになっております。
果実(フルーツ)の美味しさとは自然が作り出すこの絶妙な味のバランスと芳香、食感、喉越しであると考えます。人工的なスイーツとは一線を画すものと思っております。
稲作に於いては自然の水の力を最大限に活用した『疎植水中栽培』という技術を約40年前に確立して全国に海外に技術指導を展開中です。
どうぞ、自然の恵みたっぷりな農産物(りんご、米)をご堪能くださいませ。
【画像について】
当園のりんご果実は「本当の完全葉とらず栽培」で、しかも多くの葉や枝が茂った中で生育をしております。りんごはまるで森の中にいるようです。この多くの葉の働き(光合成)で樹と果実にたくさんの栄養と美味しさを蓄えております。だから美味しいのです。
サブネームの『りんごの森うすい農園』の由来はここから来ております。

【安全安心に対する考え方】
安全安心な農産物の生産のために当園では自然栽培、無農薬栽培、有機JASに準じた栽培、減農薬栽培、特別栽培に準じた栽培、などを実施しております。国が認めた農薬だから使用基準を守れば安全だと言われますがそれは違うと考えております。何故なら、希釈した農薬でさえ素手で触れてはいけませんし吸引すれば気分が悪くなることもあるからです。私は肌が弱いため希釈した農薬で肌荒れを起こしてしまいます。ですから農業を始めた頃から農薬に対しては人一倍注意をしてきました。当園のお客様の中には化学物質過敏症の方もおりまして、やっと皮まで食べれるりんごに出会えた、今までのように皮を厚く剥かなくて良い、初めてりんごを食べて症状が出なかった。など喜びのメッセージを頂いております。中にはりんごではなく包装資材で症状が現れる方がいることもお客様を通じて知りました。
一般的に化学物質過敏症でない方でも化学物質の蓄積が身体への影響やストレスの原因になっているという医学的研究結果も出ておりますので農産物を栽培するにあたっては化学性の農薬を使用しない、使用するとしても極力控えるという考えでおります。
実は当園では、今までに100本以上のりんごの樹を無農薬栽培関係の試験のために枯らしてしまいました。今思うと試験とはいえ何の治療もせずにいたことはりんごの樹に大変失礼なことをしたと反省をしております。人も病気になれば漢方的療法や化学的療法の何らかの処置をします。りんごの場合も同じように適切な予防や治療をしっかりとして健康を維持することが何より大切と思うようになりました。今までの経験で健康な樹からは美味しいりんごが収穫されることがハッキリとわかっておりますので人間と同じく常日頃の健康管理がとても重要と考えております。
当園では、8月中旬以降の農薬散布は例えそれが有機農薬であっても一切やりません。「サンふじ」ですと収穫までの約100日間は自然そのままの状態の環境になります。有機農薬の成分も自然が分解をしてくれます。年により気候によりりんごの表面に黒くススがついたり病気が発生したりしますが、りんごが病気と闘った証拠ですので安心して食べて頂ければ幸いです。
【画像について】
当園がある福島県は、りんごの産地の中では暖地なので4月下旬にりんごの花が咲きます。りんごの品種によって真っ白い花や画像のように白とピンクの可愛らしい花もありお客様も花見を楽しんでおります。

【福島の自然!気候が成せる業!】
福島では、りんごの王様と言われる「サンふじ」の場合、4月下旬に花が咲き収穫は11月下旬~12月上旬になります。12月になってもりんごが凍らないりんご産地の中では暖地の地域だからこそ可能な栽培です。
花が咲いて収穫までの期間はナント約210日間もあります。他のりんご主産県の約150~180日間と比べるとその生育期間の長さに驚かれると思います。
福島のサンふじが『幻のサンふじ』と呼ばれている理由がここにあります。
十分過ぎるほどに完熟したサンふじは芳醇な香りと蜜入りとなります。
正に福島の自然、気候が成せる業!これが『福島幻のサンふじ』の美味しさの最大の特徴であります。
*「サン蜜こうとく」は11月上旬の収穫になりますので生育期間は約180~190日間になります。品種により完熟までの期間は違いますので「サン蜜こうとく」の場合これだけの期間があればたっぷりの蜜と独特の芳香に十分な状態となります。
*「サンジョナゴールド」は10月中旬の収穫になりますので生育期間は約160~170日間になります。これだけの期間があれば甘味と酸味のバランスの良い完熟りんごになります。
【画像について】
「サンふじ」や「サン蜜こうとく」のように蜜が入る品種は果実を割切りにして太陽光や照明に当てると透き通るように見えます。「蜜入」は完熟品の証となっております。福島産の『幻のサンふじ』『小さな宝石!サン蜜こうとく』を是非ご堪能くださいませ。
(注意)「蜜」は自然が作り出すものですのでりんごの個体により蜜の入り方、見え方は異なります。
【農産加工品~完全無添加製造の歩み】
🍎ONLY APPLE 100.00% りんごジュース編
「原点は母の味!全国初と言われる完全無添加」
小さいころ農園で飲んでいた母の手作りのりんごジュースの味を再現したかったことが完全無添加製造を目指した大きな理由でした。
学生時代に家を離れ市販品のりんごジュースを飲んだ時の不味いと思った衝撃は今でも忘れられません。
38年前に就農した際にあの小さい頃に飲んだ母の味のりんごジュースを商品化したいと考えるようになりました。当時、農業行政機関と保健所に相談をすると無添加での製造はできない。との回答でした。全国で先進事例がないという事が理由と知りました。そこで作業所を改造した手作りの加工施設で妻と二人で3年間6,000本ものりんごジュースを搾汁試験して製造許可を取得することができました。そのことから日本での完全無添加りんごジュースの元祖と言われるようになりました。当時建設した工房は、福島県での農産加工(今でいう6次化)の最初のりんごジュース加工場として現在も活躍をしております。
ONLY APPLE 100,00%とは、その名の通りりんごだけを使用しているという意味と小数点第2位まで調べても何も入っていない無添加という意味で35年前から使用するオリジナルの名称です。
🍦G501 ジェラート編
子供が喜んでアイスクリームを食べるようになった33年前のある時に、ふとアイスクリームの表示を見ると見たことも聞いたことも無い原材料が多くあることに気付きました。美味しいだけでなく安全安心なアイスクリームを食べさせようと無添加のアイスクリームを探してもありませんでした。
メーカー様に無添加のアイスクリームがあるか聞いてみました。しかし、答えはNO。自宅で牛乳と砂糖でそれなりの手作りアイスができるのに何故できないのか疑問に思っておりました。
できないのならば自分で作れば良いのでは!と考えるようになりました。高温殺菌した牛乳ではなく生乳から低温殺菌して美味しいジェラートを作りたい。というのが最初からの目標であったので酪農家でない自分が生乳を仕入れることは困難を極めました。最終的には自分で乳牛を飼育しよう。とまで考えていました。しかし、偶然にも大学の先輩が酪農関係の組合に勤務しているのを知って今では難しい生乳を分けてもらえる契約を頂き現在も利用しております。
それによりジェラート工房を建設して農産物を原料にし完全無添加ジェラートの製造を22年前に開始しました。最初の計画から約10年の月日が経ってしまいましたが完全無添加の工房を持ち多くの全国のお客様に無添加ジェラートをお届けできる事に喜びを感じております。勿論、生乳も地元産を使用しております。
G501とはジェラートこれ一番!当時この業界で拘りを一番に持ちたいという願いを込めて名付けました。
【画像について】
手前がりんごジュース工房。奥がジェラート工房。
観光地でも有名地でもない福島県須賀川市で細々と真面目に製造しております。ちなみに須賀川市はウルトラマンやゴジラの生みの親、円谷英二監督の故郷でウルトラマンや特撮をテーマにした街づくりを展開しております。須賀川市のHP検索してくださいませ。