神奈川県 藤沢市
子どもの野菜湘南藤沢農場
食べチョク登録:2020年08月
2014年に多摩市役所を定年退職する最後の一年に、小学校の総合学習で野菜の有機栽培の授業と給食事務を担当。丁度その頃調布市で児童が給食を食べてアレルギーで亡くなる事件が発生。一方で、藤沢市で農業を通じてホームレスの社会復帰を支援する「えと菜園」の小島希世子さんに出会い農業起業講座を受講。退職後、自分が野菜を作り、安全な食べ物を子供たちに提供することを決意。以来農薬、除草剤、肥料を全く使わないで野菜を栽培し、藤沢市の学校給食に、ジャガイモ、ニンジン、ブロッコリー、ダイコン、カボチャ、サツマイモを納品。一層の提供拡大を目指しています。
生産者のこだわり
学校給食用に栽培しているため、安全性には特にこだわり、農薬、除草剤はもとより肥料も一切使っていません。おいしくなくては食べ続けられないので、味のいい品種を選んで栽培しています。
トマトの露地栽培は栽培は中々雨除けや病害虫の問題もあり農薬を使わない栽培は難しいのですが、子どもたちが支柱のアーチをくぐってトマト狩りができるよう、ソバージュ栽培に取り組みました。
畑の野菜づくり、収穫などへできるだけ多くの人が参加するように努めています。種まき、植付け、雑草処理、収穫などにボランティアなど多くの人が参加してくれています。
子供たちの健康づくりのため学校給食をメインにしていますが、子どもたちが畑で直接野菜に触れる機会として、毎年夏と冬に親子の収穫体験会を開催するとともに、秋には幼稚園の芋掘りを実施し、300人の園児が畑を訪れています。