
山梨県 甲州市
天野ぶどう園
天野敏彦
我が家で栽培しているのは、主に食用のぶどうです。ぶどう作りで欠かせないのは朝夕の寒暖の差。ここ勝沼は秋口に笹子峠から吹く「笹子おろし」と呼ばれる冷たい風の影響や、水はけのいい地質という点で、ぶどう作りに最適な土地と言われています。ちなみに、勝沼の中でも日本のぶどう栽培の発祥地とされるのが、甲府盆地の東、斜面に山焼きの鳥居型があるあたり。我が家からもよく見える、この鳥居平(とりいびら)は標高500mほどで、ぶどう作りに最良の環境と言われています。
我が家で生産量が多いのは、巨峰、ピオーネ、シャインマスカットです。
その他歴史の長いデラウェアーも栽培しています。
生産者のこだわり
お客様との対話
11年前「商品に興味を持っていただいたお客様と直接お話がした」との思いから、土日に都内で開催されるマーケットへの出店を始めました。
会場でお会いする方々との会話は、次週出店への活力となり、毎週土日は片道1時間半から2時かかけて100キロちょっとの距離を日帰りで通って来ました。
コロナウィルスによる影響も今年で3年目、都内での販売は減っておりますがりが、インターネットを介して商品に興味を抱いていただいたお客様と接する機会を作りたいと思っています。

農繁期の畑での作業体験
毎年5月〜7月の繁忙期には都内のマーケットで知り合った方々を中心に、笠懸・袋懸けなどの作業を体験していただき、ぶどうが出来るまでの経過を直に畑で見てもらっています。
毎年参加してくれる人たちは「生育状況を見に来る」域は通り越し、頼りになる助っ人と化しています(笑)
詳細情報
経歴・沿革
ぶどうの産地山梨県勝沼町で祖父の代から続くぶどう農家です。
父93歳 18歳から家業に携わり今も現役
私(天野敏彦)
雑誌の編集に関わる仕事を行いながら、両親の高齢とともに2005年から2016年位かけて農業に携わる割合を徐々に増やす。
2016年より、専業となり現在に至る。
メディア実績
2013年9月25日 報道ステーションで日本一の気温を記録した猛暑を超えた葡萄の様子とその対策が紹介される。