次郎柿の歴史
2021/08/24
こんにちは陽だまりの里 足立柿園です
浜松で次郎柿の栽培と直売をしています。

私たちが作っている次郎柿はもともとは静岡県の周智郡森町
というところで生まれました。(当園がある浜松市浜北区の隣です)
今から約100年ほど前の地元大平では生糸の生産が盛んで
各家は蚕を飼っていて、その餌となる桑畑が広がっていたそうです。
もともと浜松は遠州綿紬と言って生地が有名な産地でした。
しかし、時代は進み養蚕業が衰退してくると生糸の生産では食べていけず
どうしたものかとみんな困ったそうです。
そこで隣の森町になにやらおいしい柿の樹があるという話を聞き
そこから苗木をもらって次郎柿の栽培が始まりました。
今では柿園が広がる次郎柿の産地として地元浜松でも有名です。
足立柿園は当時、柿栽培を始めた最初のメンバーの一人だったと
話を聞いています。こうした歴史があって今の足立柿園があるのですね。
先人たちの残したレガシーを大切にしていきたいです。

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