静岡県 浜松市北区三ケ日町
みかん山柑土里(カントリー)ファーム
食べチョクAWARD受賞歴
受賞件数:1件
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その他
当園はミツバチ(日本、西洋)と共生していく蜜柑づくりをしています。
温州蜜柑がメインですが、浜松市の認定を受け、レモンやせとか、はるみ等の中晩柑をエコファーマー栽培指針で作っています。みかん山の傍らに小さな養蜂場がありミツバチ達が元気で飛び交う様子を活力源に畑仕事をしています。
蜜蜂は環境にやさしい農業への伝道師、蜜蜂が柑橘などの栽培環境の変化を知らせてくれます。
開花期の防除や除草剤の扱い等、ミツバチにダメージを与えないように
細心の注意を払って柑橘や田んぼの栽培管理をしています。
当園は令和5年度より、ふるさと熟成の美味しさをお届けしたい一念で
当園の主産品の温州みかん(早生、中生、晩成種)を「三ヶ日ひづるみかん」として産直上梓する運びとなりました。
主たるみかんやレモンと中晩柑(でこ丸、せとか、春峰など)とその加工品(ジュース、ジャム等)と共にお米、ブドウなどの助走販売も計画しています。
蜜蜂は西洋と日本蜜蜂がいますが、日本蜜蜂はみかん山から離れた里山で生育しています。
西洋ミツバチのハチミツはみかんの花蜜がメインの百花蜜が採れます。
日本ミツバチは西洋との共生は難しく,中々増えてくれないのですが
沢山採れた時、感謝感激して出荷します。
生産者のこだわり
みかん山に蜜蜂が飛び交うふるさと熟成安心のみかん作り。
農は雑草との闘いとも言える訳ですが、化学農薬や除草剤
散布は土の中にある善玉微生物も絶やしてしまいます。
当園では基本的に慣行栽培園地とエコファーマー指針管理園地とに
枝訳して栽培管理しています。
当園のエコファーマー指針の園地では草生栽培と
マルチシートの組み合わての土壌管管理(除草剤の半減)と
有機農薬(石灰硫黄合材やマシン油、木酢液、ボルドー液等)の使用による
(農薬半減)の栽培管理のもとでみかん作りをしています。
慣行栽培管理の園地でもミツバチにとってダメージの大きい農薬の使用や
収穫前二か月には細心の注意、不使用を図っています。

当園産にしかできないオリジナル農産加工品作り。
当園では、取り組みの当初から当園産の柑橘を使った
オリジナルな農産加工品を目指す中でみかんと中晩柑
(せとか、不知火、はるみ)とのブレンドジュースを
作りました。コクと風格風味の一品です。
また、ジャム作りにおいてもブレンドのジャム
(ネーブル、不知火、はるみ)とマーマレード
(甘夏、せとか、はるみ)のブレンド品を出荷しています。
また、レモン果汁は当園の単一レモンを使った製品ですが
果皮丸ごと絞ることにより当園の熟成レモンにしか出せない
果汁成分の酸味や旨味や芳香を引き出していると思います。
詳細情報
経歴・沿革
みかん就農する以前の4年間は
名古屋の中央卸売市場で勤務、様々な農家の現場を学ぶ。
みかん作り40年は超えてしまった。
様々な試行錯誤の中で見えてきた持続可能なみかん作りが
昔の農家が普通にやっていたミツバチとの共生する農法です。