

大阪府 貝塚市
「百せ~中出農園~」大阪泉州水ナス
水なす発祥の地とされる貝塚市澤地区で55年以上も前から泉州水なす栽培をしてきた祖父。そこから中出農園の3代目として、天候、肥料、水分の加減、土質など畑の管理を徹底的に実践。祖父が築いてくれた大切な栽培方法、管理をしっかりと継承した上で、よりよい泉州水なすを実らせることができるように日々努力しています。
生産者のこだわり

2016年名誉賞・農林水産大臣賞を受賞した自慢の泉州水なす。
「貝塚市で初めて水なすを作ったのは、うちのじいちゃんなんです」。今から約55年前、創業者である祖父が貝塚市で水なすの栽培・出荷を開始しました。貝塚市澤地区で栽培されていた「澤なす」は、水なすの原種の一つ。祖父が当時から自家採種しており、百せの水なすはそのタネを受け継いでます。

「水なすも、人間と一緒」作物を育てる土を知り、土ごとに整えて、健康状態をみていく
年に2回、土壌分析を行う。重要な生産管理のひとつ。ハウスごとに土壌をチェックし、土の状態に合わせて肥料や栽培を調整します。以前、水なすの調子が悪くなったことがありました。分析の結果、原因はカルシウム不足と判明。肥料会社のスタッフともよく連携して今は対応してます。

60年間家族で代々、いいタネだけを自家採種
収穫は朝の4時半から、ピーク時は3時半から開始。日が昇り、光が当たるとすぐに成長してしまうのが水なすです。収穫してからも成長する。ヘタと実の境目が白くなっている部分は、水なすが成長した印です。
タネの自家採取、生産から加工まで、徹底管理しています。

3代目として新たなチャレンジを
大阪泉州水ナス「百せ」の代表、中出庸介です。高校時代、大阪桐蔭高校野球部に所属し、そのまま大学へ進学しました。ですが、水なすの収穫時期に毎朝早起きをして頑張る両親の姿に「自分が助けてあげたい」と思い、大学を2年で辞め家業を引き継ぎました。改めてこんなに大変な仕事だったのかと痛感しておりますが、それ以上にやりがいも大きいです。これからは「百せ 」として母と一緒にオリジナルピクルスも販売して行く予定です。ぜひご期待ください。
詳細情報
経歴・沿革
1966年:貝塚澤地区にて泉州水ナスの栽培開始
2016年:名誉賞・農林水産大臣賞
2020年:「百せ」ブランド発足
2023年:オリジナルピクル酢の開発・販売開始
メディア実績
2021年6月 朝日放送「キャスト」に出演しました。
2021年6月 NHK「きん5時」生中継に出演しました。
2021年6月 NHK「ニュースほっと関西」生中継に出演しました。
2021年7月 MBSラジオ「サンデーライブ!ゴエでSHOW!」に出演しました。