里山の資材で田んぼの整備!
2022/11/10
朝晩も大分、寒さが増してきましたね。みやもと山も冬支度を急いで行いました。里で集めた薪を薪ストーブに着火しリビングはぽっかぽっかです。それ以外の部屋や古民家のため、高気密住宅ならず高解放住宅のため激寒です、、、寒さを感じることもきっと大事でしょうとポジティブに行きたいところです。みなさんも、冷えには十分にお気を付けお過ごしください。さて、みやもと山では未来に繋ぐ大事な田仕事を秋から冬に行っています。暗渠(あんきょ)という構造を田んぼの中に組み込み、里山の湿地でも快適に農業を行えるように基盤整備なのですが、今年から市内の先輩農家から技術を教えてもらい、より持続可能で、なおかつ低予算でできる「竹暗渠」を田んぼに設置しました。まだまだバリバリ元気な父と私で、切り出した竹のふしを抜き、自然素材のパイプを作りました。そしてお米の殻である籾殻と共に、ユンボで溝ほりした田んぼに埋設しました。従来はコルゲート菅というプラスチック資材を用いていたのですが、ほとんどの暗渠資材を里山と田んぼの副産物で設置できたので、とても嬉しい気分です。とてもエコだし、里の邪魔者扱いされていた竹が一気に資材へと変貌、山も綺麗になるし、手作りなので経済的で、一石三鳥な里仕事になりました。そして、暗渠整備をすることで、未来も農地として勝負できる田んぼになります。100年後、1000年後も人と自然が共生できる里山を目指して、良い農業を進めていきたいと思います。