

宮崎県 西都市
緑おか農園
露地・室内型野菜工場で複合微生物菌と籾殻による野菜の生産をしています。もちろん、有機栽培の無農薬です。
土壌を手スコップで耕し土壌の中の根や小石も出来るだけ排除して土を出来るだけ手で細かくほぐし栽培するので成長に時間はかかりますが、野菜は、葉だけでなく花も茎も食べれるぐらい柔らかく野菜本来の風味があります。保存は、常温で茎や根を水が入った容器に入れて1週間ほど持ち成長します。
生産者のこだわり

有機栽培の無農薬野菜
青果を販売しながら、露地・室内型野菜工場で複合微生物菌と籾殻による野菜の生産をしています。もちろん、有機栽培の無農薬です。
現在のメイン商品は、露地栽培による幸葱(こうねぎ)ですが、室内型野菜工場では、レタス、水菜、小松菜、大根葉、チンゲン菜、ベビーリーフなどの葉もの、胡瓜、大根、人参、苺、青しそ・ハーブも栽培することが可能です。また、一般家庭の室内で楽しみながら野菜を育てることができるテーブル・ベジタブルも製造販売しています。

栽培方法の特徴
最大のポイントは複合微生物菌の特性を生かした栽培方法です。
根の張りが良く、根の回りの悪い菌も消滅させ、水耕栽培や露地栽培に比べて害虫や病気の心配がはるかに少ない。また、品質を一定に保ち、生産量を安定供給でき、運送時に寒天を使うことで保冷しなくても大量輸送が可能。それゆえ業務用として販売できているのです。
ここ宮崎から東京に出荷する場合でも、鮮度を1週間以上持続させることができます。この寒天を培地にして常温で室内栽培できる野菜が、テーブル・ベジタブルです。スプラウト、葉物、トマト、大根、じゃがいもまで育ちます。
きっかけは「安心・安全・新鮮な野菜を販売したい」
親族が経営していた八百屋を1983年に継いでから、20年以上ずっと“本当の野菜”を売りたいと思っていたんです。安心・安全・新鮮な野菜をもっと低価格で販売できないか。農薬や化学肥料などにお金をかけず、作業も軽く、計画的に栽培できたら、農家はもっとラクになるんじゃないかと。
ある日偶然、有機栽培関連書の中の言葉が目に留まり、独学で微生物の研究を始めました。野菜くずを機械・装置を使わすに発酵分解して液化し、それを籾殻に付着させて栽培してみたら、病気もなく、発芽しにくい種までも発芽させ、なんとセメントの上で連作ができたのです。この時に私が発見したのは4種類の複合菌でした。この菌はエサがないと冬眠し、与えると活動して、豚の頭蓋骨まで粉々にします。
その後も様々な研究開発、実験を繰り返し、連続的に生産できる方法を確立。発明協会に見てもらい、特許出願することになった2003年に会社を設立しました。