梅農家さんならではのコツ満載! 農家さんと一緒に行う 有機梅で梅仕事(梅酒&梅シロップ)体験ワークショップ【開催レポート】
2024年6月15日(土)、食べチョクは梅の季節に合わせ、「有機梅を使った梅仕事(梅酒&梅シロップ)オンライン体験」を開催しました。梅の生産者さんから直接教えてもらい、学びながら梅仕事ができるワークショップです。梅酒作りや梅シロップなどの梅仕事をしてみたい方や、有機栽培のことを学びたいという食べチョク会員の方にご参加いただきました。梅農家さんならではのコツが満載だったので、その様子を少しだけご紹介します!
講師の生産者さん
参加してくださったのは、有機栽培にこだわる二人の梅農家さん。自然の力を借りて梅を育てる技術と熱意をもって、参加者に梅の知識と栽培の秘訣を伝えてもらいました。
「有機栽培《JAS認証》農家・古果園 (こかえん)」古田様
『安全・安心・健全で免疫力の高い』農作物をお届けしたいとの思いで、有機栽培を行っている生産者さんです。
「紀州高田果園」高田様
土造りが一番大切と考え、肥料作りからはじまり生産~加工~販売まで、一貫して有機栽培の梅や梅干しを生産している生産者さんです。
梅酒・梅シロップの材料
梅酒と梅シロップの材料は、それぞれこちらです。
【梅酒&梅シロップ共通】
・仕込み用の瓶 ※梅シロップと梅酒の両方を作りたい場合は2瓶必要
・竹串1本
・キッチンペーパー適量
・青梅1kg
【梅酒】
・氷砂糖500g
・ホワイトリカー1.8L ※またはお好みのお酒
・ホワイトリカー(消毒用)10cc ※上記のお酒と同じでOK
【梅シロップ】
・氷砂糖500g
・上白糖500g
・消毒用のアルコール
さっそく梅酒作り。生産者さん直伝のコツ
生産者さんから直接教えていただきながら、梅酒作りのコツを実践。梅や砂糖の入れ方や梅の選び方について具体的なアドバイスがありました。そのアドバイスをもとに、参加者の皆様と梅仕事を進めていきました。
〇生産者さん直伝!梅酒作りのポイント
・黄色い熟した梅でつけるとまろやか、青い梅でつけるとさわやか、味が変わる
・梅酒用の梅はしっかりと拭いて水気を取る
・氷砂糖は底につかないように梅に重ねて入れる
・梅酒はロックがおすすめなので、美味しい梅で作ってほしい
続いて梅シロップ作り。生産者さん直伝のコツ
同じく、梅シロップ作りでは、梅と砂糖の層をどのように重ねるかなどの細かなポイントがありました。こちらも参加者が自ら手を動かし、美味しいシロップ作りにチャレンジしました。
〇生産者さん直伝!梅シロップ作りのポイント
・梅シロップ用の梅は水気を拭き取りすぎないほうがいい。砂糖と馴染んで美味しくなる。
・氷砂糖と上白糖を入れる場合、上白糖は底に落ちやすいため中間部分と最後に上から入れるのがおすすめ
・上白糖はしっかりと梅に当たるように入れると美味しい梅シロップができる
・水で割らずにかき氷にかけるのがおすすめ
参加者の感想
イベント後、参加された方からは、「梅農家さんのお話を直接伺うことができて親近感が湧きました!」「作物への愛着も感じられました!」「梅仕事だけではなく有機農業についても勉強になりました」といった声が寄せられました。集合写真では、皆さんの満足げな笑顔が印象的でした。
【完成】さわやかな香りと甘み! 梅シロップ ※追記しました
梅シロップは、1週間ほど熟成させると、飲めるようになります。私たちがイベントで作った梅シロップを、早速10日後にあけてみました。
さわやかな梅の香り
瓶を開けると、さわやかな梅の香りが漂います。砂糖が少し溶け残った瓶から、シロップを注いで水割りに。梅の香りとシロップの甘さに、自然の梅の恵みを感じます。これからソーダ割やビネガー割りなど、様々なアレンジで初夏の味を楽しもうと思っています。
梅の果肉も味わおう
梅の実も、やわらかい状態に。ひとくちかじると、梅の酸味と旨みを楽しめます。梅の実を潰して、ジュースと味わうのもおすすめです。
初夏の梅仕事。今年梅シロップを作ってみた方は、飲みごろを見極めて、ぜひお好きなタイミングでお楽しみくださいね。
最後に
このイベントで作られた梅酒は半年後から1年後以内に、シロップは1週間以降に各自の家で熟成が進み、完成します。まだ梅の季節は続いていますので、この機会に是非挑戦してみてください。生産者さんの商品は食べチョクのウェブサイトでチェックできます。
有機栽培《JAS認証》農家・ 古果園 (こかえん)
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有機栽培《JAS認証》農家・ 古果園 (こかえん)
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有機JAS認証「昔ながらのしそ梅干」 110g
紀州高田果園
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今後も食べチョクは、新たな食体験をご提供していく予定です。どうぞご期待ください!
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