Emi 様
ご感想をいただきありがとうございます。
市販の麦茶は高温熱風で焦がすようですが、
わが家の手煎り麦茶は、かまどに鍋を置き、薪の火力を調節しながら煎ります。
大麦を煎っていると、だんだん皮の色が変わってくるとともに爆ぜてきます。
しばらく煎り続けていると香ばしい香りがしてくるのですが、
煎りすぎると焦げすぎた粒が増え、苦みが強くなります。
一方、煎りが浅いものは香ばしさが物足りないのですが、
煮だすと穀物である大麦の旨味が出てきます。
そこで両者の良さが出るように煎り加減を調節しています。
だから温かくても楽しめるのだと思います。
中には2回も煮だしているという方もいらっしゃいます。
穀物としての麦を煮出すわけですから、気温の高い季節になると、冷蔵庫に入れておいても
一晩で味が変わってしまいます。
煮出したらお早めにお飲みください。
なお、使っている大麦は、わが家で栽培・収穫したものです。
自然乾燥させていますので、大麦そのものの味もしっかりしているはずです。