かんころ餅は、サツマイモを使った長崎県五島列島の郷土菓子です。五島産のサツマイモと餅米、砂糖を杵と臼でつきあげた素朴でどこか懐かしい味です。
柔らかいうちはそのままで、硬くなったらトースターでほんのり焦げ目がつくくらい焼いてお召し上がりください。
フライパンでバターを引いて焼くのもオススメです！
＜栽培のこだわり＞
サツマイモは化学肥料をほとんど使わず、鶏糞を漉き込んだふわふわの土で育てています。東シナ海を臨む段々畑で栽培しており、海風をたっぷり浴びるので、ミネラル豊富なサツマイモに育ちます。
＜産地の特徴＞
私たちの島は、急峻な地形のため田んぼが少なく、かつては段々畑で育てたサツマイモを主食として命を繋いできました。
今でも山裾に美しい段々畑が残り、サツマイモ栽培が盛んです。
かんころ餅は、島の歴史を今に伝える郷土菓子です。
＜品種など＞
サツマイモは紅はるか、紅おとめ、たまおとめを栽培しています。かんころ餅には主に甘い紅はるかを使用しています。
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