北海道でも牧歌的な放牧飼育農場の割合は、全農場の約1割と言われています。広大な十勝平野の清水町にある村上牧場。その放牧飼育用牧草地は、沖縄の天然サンゴをミネラルとして使用し、また2021年1月に有機飼料JASも取得しております。牧場の広さは70ha(内、放牧地10ha)あり、そこで約80頭の放牧飼育をおこなっております。与える飼料も、国産飼料にこだわり牧草8割・飼料2割(通常:牧草5割・飼料5割)遺伝子組換飼料は一切与えてず放牧畜産実践牧場として認証もされております。また、JGAP(家畜・畜産物)取得 及び アニマルウェルフェア認証取得(動物福祉)尊守し、出来るだけ牛にストレスをあたえず健康的に育てる事を心掛け健康な牛の美味しい生乳を原料に製造しております。
n-3・n-6系多価不飽和脂肪酸について
2016年の研究によると、飽和脂肪酸や抗酸化成分、ビタミンなどの量がグラスフェッドミルクの方が従来の牛乳よりも多かったそう。さらに、体重コントロールにも効果があるといわれているリノール酸も多かったという。これは免疫や心臓の健康にも効果的な成分。と文献があり 春夏秋冬 季節で多価不飽和脂肪酸を調べることと致しました。
(下記参照)※一般財団法人 日本食品検査 調
春 (2020/2/26調べ)
1,脂肪酸総量 3.64 g/100g
2,n-3系多価不飽和脂肪酸 31 mg/100g
3,n-6系多価不飽和脂肪酸 53 mg/100g
夏 (2020/6/22調べ)
1,脂肪酸総量 3.23 g/100g
2,n-3系多価不飽和脂肪酸 32 mg/100g
3,n-6系多価不飽和脂肪酸 54 mg/100g
秋 (2020/9/30調べ)
1,脂肪酸総量 3.32 g/100g
2,n-3系多価不飽和脂肪酸 30 mg/100g
3,n-6系多価不飽和脂肪酸 51 mg/100g
冬 (2020/12/21調べ)
1,脂肪酸総量 3.35 g/100g
2,n-3系多価不飽和脂肪酸 25 mg/100g
3,n-6系多価不飽和脂肪酸 56 mg/100g
残留放射能に対する取り組み
北海道の食材は、安心安全美味しい物。と言うイメージがあります。その事をより化学的に説明させて頂くために放射能検査も定期的に検査しております。
動物・地域・環境にも優しいものつくりを進めさせて頂いてきたことを この度SDGsとして評価して頂き コープさっぽろ農業賞 北海道知事大賞 を受賞させて頂きました。これからも、動物・地域・環境により優しい生産を進めています。