【農薬不使用】アロエベラ2キロ
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【アロエベラとは】
アロエベラはユリ科アロエ属に属する多肉植物の一種で、アラビア半島南部、北アフリカなどが原産地と考えられています。乾燥地帯でも育ち、アフリカ、インドやその他の地域に広く分布しています。
ロゼット状に地表から葉が出ており、キダチアロエに比べると葉の大きさは大きく、また肉厚です。アロエベラは食用のほか、広く観賞用植物としても栽培されています。

【栽培のこだわり】
当農園ではアロエベラを、独自に配合した用土を用い、大鉢に植え付けて栽培しています。
春から秋のあいだは屋外に置き、たくさんの太陽を浴びさせて育てますが、冬はハウスに取り込んで水を切らし、根傷みや寒気による葉傷みを防いでいます。
用土は赤玉土に腐葉土を混ぜ、有機質肥料を配合しています。牛糞や鶏糞など家畜糞尿堆肥を使用せず、また化学肥料も一切与えていません。代わりにカニ殻粉末・海藻粉末など海産ミネラル資材を用いて、滋味豊かに育てています。

【アロエベラの栄養価】
アロエベラは「医者いらず」と言われ、ビタミン類やミネラル類のほか、アミノ酸や酵素、多糖類なども含めて約200種類もの有用成分を含んでいます。民間療法では火傷や切り傷の際などに利用されてきました。
その歴史は古く、今から4000年前にはすでに生薬として使われていたと考えられています。紀元前4世紀頃、ギリシャやペルシャなどに遠征してマケドニア帝国を作ったアレキサンダー大王は、兵士の健康のためにアロエベラをソコトラ島で栽培していたと言われています。また古代エジプトではクレオパトラが美容のため愛用していたといわれています。
近年はさまざまな医療効果が科学的に解明され、食品のほか美容品や化粧品として幅広く活用されています。
ただしアロエは効果が強いので、下記に該当する人はアロエの使用は避けてください。

・妊娠中や授乳中
・月経時
・腸閉塞
・虫垂炎
・大腸炎、過敏性腸症候群
・腎臓病
・クローン病
・12歳以下の子ども

【アロエベラの利用法】
アロエベラの緑色の皮にはアロインという黄色の苦み成分が含まれていますが、葉肉は透明なゲル状で、この葉肉をヨーグルトに入れたりデザートとして食べます。
葉を適当な長さに切り、トゲのある両側を切り落としたら上下の皮を包丁で削ぎ、中の透明な果肉を取り出します。果肉は生で食べられますが、青臭みや苦みが気になる場合はサッと湯がいてください。
果肉を薄切りにしてポン酢や醤油で刺身のように食べたり、サイコロ状に切ってヨーグルトに混ぜたりして食べます。
また削ぎ落した果皮は内側のネバネバを頭皮やお肌に塗り利用できます(ただしアレルギーが出ないか事前に少量皮膚につけ確認してください)。

【保存方法】
葉を削がず切り口をラップし新聞紙に包み、冷暗所で2週間ほど鮮度を保ちます。
また同様に冷蔵庫に入れれば1か月ほど保てます。
粘り歯ごたえは弱くなりますが葉肉をサイコロ状にして冷凍すれば3か月ほど保ちます。
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