

京都府 京都市
あらい農園
あらい農園は、京都市の自然豊かな京北黒田で、一年を通して多品目の野菜を栽培しています。私たちの圃場では農薬・除草剤を一切使用していません。農薬を使わない農業をして、テントウムシがわんさか飛び回るような畑にしたい。そんな想いを持って日々農業に励んでいます。
生産者のこだわり
農薬・除草剤を使いません
あらい農園では農薬・除草剤を使わず有機肥料での栽培を行っています。農業を始めた頃は、きれいな野菜を出荷するために農薬を畑にまいていました。
すると畑からてんとう虫がいなくなりました。害虫も畑を助けてくれる虫も、一斉に姿を消しました。その時に感じた嫌な気持ちがその後も消えず、農薬を使わない野菜作りを少しずつ始めました。手で花を揺らして、メシベの周りにある花粉を付けるようにしています。
農薬を使わない栽培は思っていた以上に大変ですが、旬の野菜は悪天候にも虫にも負けず、自分の力で育つ強さを持っています。私たちは旬の野菜の力を信じて、これからも農薬・除草剤は使用せず、有機肥料のみでの栽培をしていきます。
野菜の味は肥料で変わります!
肥料には独自の配合で野菜に甘みが出るように黒糖やサトウキビを加え、旨みとコクを出すためにニシンやカツオをも使います。健康でおいしく、栄養価の高い野菜に育つことを一番に考えて肥料の配合・肥料をあたえるタイミングを調整しています。
また、人間と同じようにカルシウムをとると強い野菜ができるので、動物の骨や海の生き物も肥料として大切に使っています。
子供が喜ぶ野菜です
「子供が野菜を食べなくて困っている」との話を聞くことがありますが、あらい農園ではお客様から「子どもが喜ぶ」「子どもが野菜を食べるようになった」というコメントを頂くことが多く、とても嬉しく、また自信に繋がっています。
苦手に感じる子供さんが多いと聞く野菜達、「小松菜・人参・ピーマン」などもおいしいと喜んで食べてくれたというお話を聞き励みになります。
私たちは野菜達をおいしくなるように育てているだけではなく、食べる方々の健康や安全を考え、全て無農薬・無除草剤で大切に作っているため、成長期のお子様達をはじめ皆様に安心して食べていただけます。
野菜の旬を感じてください
あらい農園では、季節にあった野菜作りをしています。春には葉物野菜が多くなり、夏野菜と冬野菜の採れる間の時期にあたる「端境期」も残念ですが避けることができません。
しかし、5月にはスナップエンドウやえんどう豆、ソラマメなどが一時の旬に実をつけます。
夏にはスイートコーンや完熟のトマトなど、農家である私自身もウキウキするような野菜が採れ、 秋にはサツマイモを掘り起こし、冬は寒さで甘みが増したほうれん草や人参が楽しめます。野菜の「旬」通じて、毎日の食卓に季節感を感じて、楽しく・おいしい一時を過ごして頂ければ、作り手としてとても嬉しく思います。
自然が相手の野菜作りには失敗することもあります。動物たちに収穫間近の野菜を食い荒らされてしまい悲しい思いをすることもあります。
これまでの経験をいかして、しっかり野菜を作り収穫することを日々目標として、皆様の期待に応えられるものをお届けします。