

愛媛県 西宇和郡伊方町
シトラスベースひめまる
創業:1984年09月
食べチョク登録:2025年01月
私たちは、夫婦2人で日本一のミカン産地といわれる西宇和のなかでも最高の立地条件(全ての園地が南西向きで海抜150メートル以下)に恵まれた段々畑で、11月のみかん(石地みかん)から、愛果まどんな(紅まどんなと同一品種)、甘平、せとか、紅プリンセス、そして4月の南津海(カラマンダリン)まで3haほどで生産から販売までを一つ一つ丁寧に行っています。
生産者のこだわり
全ての果実に陽当りが良くなるようにこだわっています。
わが家の園地は全て南西向きの斜面にあるため夏の生育期には、南寄りの強風に度々見舞われます。そのために以前は園地の周りを防風垣で囲んでいました。しかし陽当りを良くし、糖度が高く食味の良い果実をつくるためにほぼ全ての防風垣を伐採しました。風による擦れキズ等が多く発生しますが、美味いミカンをつくるためにこだわっています。
品種ごとに細かな肥培管理にこだわっています。
人手不足の影響もあり、収穫時期をずらすためにも多品種の栽培を行っています。11月、12月の温州ミカンは夏季の水分ストレスが糖度の上昇には不可欠ですが、中晩柑類の紅まどんなや甘平、せとか、紅プリンセスなどは水分ストレスによって裂果が助長されます。従って温州みかんには水捌けの特に良い園地を選び、中晩柑類には堆肥を施用することで保水性や地力を高めて、きめ細かな施肥や潅水作業が求められます。10か所以上に点在する園地それぞれでこだわって作業を行っています。(画像は南津海)
詳細情報
経歴・沿革
1976年2月 八幡浜高校卒業
1977年7月 派米農業研修生として渡米
1979年6月 帰国後家業に就農