白須賀ファーム

静岡県 湖西市

白須賀ファーム

食べチョク登録:2024年06月

■ 静岡県最西部にある湖西市の白須賀でニンニクを中心に、農薬、化学肥料、除草剤をつかわず、手作業で虫や雑草と共生を探りながら野菜を育てています。

■ 白須賀は東海道五拾三次の32番目の宿で、京の都から江戸へ向かう際には初めて太平洋を目にすることが出来る、見晴らしの良い開けた土地です。

土地は赤土が多く排水性に優れており、かつては大根畑が広がり、海風を利用して切干し大根やたくあんが盛んに作られていました。現在ではキャベツ栽培が盛んで、春先には美しい緑の水玉模様の絨毯が至る所で見られます。

■ 元々は長く天然木を使った自然派住宅の設計を行って来ましたが、住む場所だけでなく住む人自体を元気にしていく必要性を感じて、有機無農薬の栽培に取り組み始めました。土作りだけで3年をかけています。

■ 一つのやり方・農法ににこだわり過ぎず、しなやかに、より良い農法も取り入れていきたいと考えており、最近は菌ちゃん先生こと吉田俊道氏が提唱されている菌ちゃん農法にもチャレンジしています。

生産者のこだわり

生産者のこだわり

手作り!完熟ぼかし堆肥

身体にいい食べ物のためには、食べ物を育てるための肥料から安心・安全気なものを使いたいものです。私たちの畑では、籾殻、米ぬか、アミノ酸だけで完熟籾殻ぼかしを作って使用しています。

ぼかし作りは微生物の発酵の力と人による攪拌が肝になりますが、発酵の温度は70度に達することもあり、夏場の攪拌作業は重労働です。しかし、ここで手間を惜し間ないことで良質なぼかし肥料が出来上がります。

こうして出来上がったぼかし肥料を何度も施肥することで土中の微生物が活性され、野菜を元気にしてくれます。

生産者のこだわり

愛情を込めた野菜づくり

私たちの畑では除草剤も一切使用していないので、真冬以外は雑草が驚くほどの勢いで伸びてきます。伸び過ぎた雑草は野菜に当たる日光を遮ってしまいますので、日々、手作業で一つ一つ除去しています。

生産者のこだわり

根っこが呼吸しやすい土づくり!

野菜は根っこでも呼吸しており、健康に育てるためには空気が適度に含まれた土にすることが大切です。私たちの畑では、土を耕すのにロータリーではなくプラソイラという深耕器具を使って土の構造が破壊され過ぎないように気をつけたり、緑肥という植物の力で空気の通り道を作る工夫をしています。

その結果、根っこがすくすくと伸び、栄養をたっぷり吸うことで美味しい野菜になっていきます。

生産者のこだわり

新しい農法にも挑戦!

菌ちゃん先生こと吉田俊道氏が提唱されている菌ちゃん農法は、畑に丸太を埋め込み、そこに住み着く糸状菌の働きだけで元気な野菜を育てるというユニークな農法です。

糸状菌が住み着いた木々を集めたり通常よりもかなり高い畝を作る必要があったりと独特の手間が必要になりますが、今求められている循環型農業の一つのモデルになりうると考えて、私たちも取り入れ始めています。

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