和歌山県 橋本市中道239
つちはし農園
金剛山を遠方に望むつちはし農園の土橋康弘です。
柿の生産量が日本4位のこの橋本市で柿農家をやっています。
橋本市は、2004年に世界遺産として登録された霊峰高野山の参詣口に位置し、東西に流れる紀ノ川に沿った山に囲まれた自然豊かな地域です。
農園は、比較的急こう配な山で、昼と夜の寒暖差が大きいため、甘くて色づきの良い高品質な柿が収穫されます。
9月~11月は、色々な柿の品種を出品しています。
12月~1月はキゥイフルーツ、
4月は柿の木の下に群生する山蕗
5月~7月は少ないですが、山椒や高野槙を出品しています。
また、今の季節は干し柿を作る人のために干し柿を出品していますが、刀根早生柿や平核無柿などのたねなし柿をドライフルーツにして出品もしていますので、お試しください。
詳細情報
経歴・沿革
天王山(てんのうさん)柿やみかんを栽培してかれこれ50年。
曾祖父の時代に近所の人と、上下で土地を分けて、急な斜面に道を作り、昔はソリで引っ張って収穫物を運んでいました。
兼業でみかんを栽培し、その後は柿に植え替え、時代に合わせて柿の品種が変わりながら、私が20代のころには柿が主体になりました。
早くに近所の方が亡くなり、そこで柿を栽培しなくなって荒廃し、その間も父は土日、母は平日祖父の手伝いがてら柿や畑を手伝い、代々この土地を守ってきました。
子供のころは当たり前にあったミカンや柿、私が成人した頃に夜中に食べた柿が本当においしく、この土地を守っていきたいと思っていました。
コロナなどで働き方も変わり、今の状態を契機に、まだ父も75歳だったので、80になるまでになんとか今の状態を保とうと2023年より会社を退職し、本格的に農業を始めることにしました。
会社員時代、顧客におみやげで家の柿をプレゼントしたりで評判も良く、家の柿が他と比べても抜群においしい!と言うお声も多かったので開始当時から自信をもって始めることができました。
これからは、今の天王山の下部分も買い取り、この山の惠みを存分に皆さんに味わってもらえるように努めてまいります。