我が沼田地方は、親の代より美味しい枝豆が出来る場所と言われています。それには理由が2つ有ります。一つは土、水はけが良く有機物を豊富に含んでいることです。もう一つは気候で、寒暖の差が程良く、特に夜の霧が枝豆の成長を手助けしてくれます。
同じ枝豆の種子を使用して栽培しても、同じ様に美味しい枝豆が出来る訳では有りません。良い土と寒暖の差が甘味と旨味を凝縮してくれます。
時代の変化で枝豆の収穫も機械化が当たり前になって来ました。機械もぎは生産性重視で効率が良くなり、安くご提供出来るかと思います。しかし、収穫の際に微妙な傷などストレスを与えてしまいます。それによって、時間とともに劣化が進み購入者様に届く頃には見た目の鮮やかさや風味が劣る場合があります。
ですが我が家ではそういった事が無い用にこだわっています。手間ひまかけて枝を手で刈り取り、ひとサヤづつ手もぎ収穫をしております。効率は悪くなりますが、最高の状態の枝豆を ご提供させて頂き、これ美味しい!って食べて頂きたいのです。お客様の笑顔が1番の励みになります。