
静岡県 浜松市中央区笠井新田町
ひとっちゃんの有機畑
河村 一志
15年勤務した銀行を辞め、2005年に農業の道に転身しました。
単身北海道にわたり、有機農業生産法人で有機農業の基礎を学び、故郷の静岡県浜松市に戻って新規就農し、2010年有機JASの認定を取得し現在に至っています。
有機農業への思いや屋号の由来などはホームページ「ひとっちゃんの有機畑」で、畑の様子はブログ「ひとっちゃんの有機農業奮闘記」で書いています。
ご興味を持っていただけたら、そちらもご覧になってみてください。
生産者のこだわり
「安全」は当然。そのうえで「安心」に寄り添いたい
「安全」には基準があって、その基準を満たせば「安全」になります。
でも「安心」は人それぞれです。
できるだけ多くの人の「安心」に寄り添っていきたい。
そして、消費者の皆さんにお届けする「安心」は「私が安心と思っているだけ」というような独りよがりなものにならないようにしたい。
そんな思いで有機JASの認定を継続しています。
「旬」も大切にしています
「作物」は「食べ物」に変わります。
安心できる食べ物であると同時に、美味しさも大切です。
美味しい食べ物は食事の時間を幸せにしてくれます。
「旬」はその作物が土の養分以外に、自然の恵みを一番受け取って「美味しさ」に変えてくれる時期だと思います。
そんな「旬の美味しさ」をお届けしたくて、出荷期間は短くなりますが、有機トマトは春の終わりから夏中旬、有機にんじんと有機ほうれんそうは秋の終わりから冬いっぱいの出荷をしています。
「美味しさ」は品種選びから
有機農業は病害虫との闘いです。品種を選ぶときにも病気に強いかどうかは重要な要素です。というよりは、まず強いものを選びたい。そして往々にして食味の良い品種は病気に弱いことが多いのが実情です。
栽培技術で種の特性を上回ることは、私の技術が足りないせいもありますが、難しいことだと考えています。
農業者にできることは「種の力」を最大限発揮できるよう手をかけてあげることだけなのかもしれません。
そう考えると「美味しさ」のためにはそもそも食味としてのポテンシャルを持った品種を選ぶ必要があります。
耐病性だけでなく、食味にもこだわって種を選び、その種の力を発揮できるよう日々栽培方法を考えています。
詳細情報
経歴・沿革
2007年 独立して農業を営むため、故郷浜松市に戻り、農地探しから始める。
2008年 農地の賃貸借契約ができ、ビニールハウスを建築。本格的に有機農業を
始める。
面積:2113㎡ うち栽培面積1360㎡
2010年 有機JAS認定取得
認定団体 日本有機農業生産団体中央会
認定番号 110011901
メディア実績
2014年6月4日 日本農業新聞に掲載されました。
2014年7月8日 中日新聞に掲載されました。
2018年12月8日 日本経済新聞に掲載されました。
2016年12月28日 SBSラジオの浜松市提供「エシカル消費」のコーナーにゲスト出演しました。