高知県 土佐清水市
ツバメの渕菜園
食べチョク登録:2022年02月
四国の端っこ幡多地域の温暖で湿潤な気候のもと、サツマイモと里芋を主に育てています。農薬・化学肥料は使うことなく有機肥料も極力使わないよう、畑の循環に想像を巡らして、農業機械も使用しますが手仕事の感覚を何より大事にして、静かに淡々と畑仕事に励んでおります。
生産者のこだわり
「農薬・化学肥料不使用」
長雨で病気にならないよう排水性や風の流れを良くするため畝作りや栽培密度をバランスよく仕上げる。
干ばつで成育不良にならないよう畝間の溝の草は状況に応じ土を裸にせず保水性を良くするため刈り過ぎないよう丁寧に行う。
有機肥料を出来る限り控えられるよう草を鎌で手刈りする時は回収する草と刈り敷きする草を選択し、草刈り機で刈る時は高さを調節して刈り、翌年以降の芋の栄養分となるように畑の環境を整える事が重要な要素だと感じています。
「育てる野菜の成長を想像する」
芋との相性を見極め選択した草の根域は芋の根域と調和がとれているか?
土中の水の流れは成育に必要な空気を送り込んでくれているか?
微生物の循環は芋に寄り添っているか?
土の上にある葉の成長を観察して
土の中にある芋の成長を想像する。
観察力想像力を磨き、体感に応じて動くよう心掛けて畑に立つ事を大切にしています。
「夫婦でゆっくり丁寧に」
ゆく川の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず
農業を仕事にする事など思いもよらなかった二人ですが旅を重ねて小さな菜園を始める事となりました。ゆっくり丁寧な仕事を心掛けて、食べるひととき、ほっとできるような野菜を育てられるよう日々精進して行きます。