秋田県 大館市比内町
比内ヒルズ 田中伸夫
テレビディレクターとして東京で15年以上キー局で働いていましたが、縁があって、妻の故郷の秋田県大館市比内町扇田に2013年に移住しました。歴史のある長岡城址を「比内ヒルズ」と名付け、地域共生社会の拠点として活動しています。認定農業者の資格を取り、障がい者の就労支援をする「比内ヒルズ ふもとの家」の人たちと一緒に、農福連携で、種から育てた大根を使っていぶりがっこを作っています。地元農家の方から知恵と技を教えていただき、この地でしかつくれない加工品をたくさんの方に届けたいです。農水省が承認した商品としてGIマークも取得しました。どうぞご賞味ください。
生産者のこだわり
大根を種から作っています
比内ヒルズの農園で種からいぶりがっこの材料である大根をつくっています。野菜に必要な有機肥料しか使用していません。無農薬で栽培された安心安全な大根を育てていますから、お子様にも安心です。
いぶり小屋を建てて自分たちで昔ながらの方法でいぶっています
敷地内に専用のいぶり小屋をつくりました。育った大根をみんなで洗って、縄をかけて、天井にぶら下げて、桜の木を燃やして昼夜2日以上いぶしています。ナラやサクラなどの広葉樹を使っていぶすというのも、いぶりがっこの決まり事なのです。比内ヒルズでは、サクラの木を使用しています。いぶり方も伝統の方法を継承しています。
伝統的な作り方を継承しています
いぶした大根は、ぬか床に40日以上漬け込みます。低温で長時間発酵・熟成させているのです。ぬか床に使うのは、中ザラ糖、食塩、米ぬかのみ。サッカリンや着色料、保存料等の食品添加物は用いていません。だから、お子様もお年寄りも安心して食べることができます。先輩の農家さんから継承した作り方です。
農水省の認めたGI商品です
比内ヒルズのいぶりがっこは昔ながらの材料のみで当地で継承された方法でつくっています。農水省の地理的表示保護制度(GI)で認証されたGIマーク付きの真正な商品です。
https://www.maff.go.jp/j/shokusan/gi_act/