北海道 旭川市永山町
北永農場
北海道第2の都市と言われる旭川市にある北永農場です。
弊社は平成25年に旭川市永山地区の生産者13名により設立されました。
水稲や黒大豆・春小麦を中心に栽培を行い、また、市内の生産者から黒大豆や春小麦の管理作業を請け負うことで旭川の農業を支えています。
今年からはドローンを使っての作業も取り入れています。
良品質はもちろんの事、安心安全な作物が皆様の食卓に並ぶよう真心込めて生産・お届けします。
生産者のこだわり
日本のスーパーフード!? もち麦
今回、商品として出品するのはもち麦です。
北永農場で生産しているもち麦はキラリモチというプチプチとした食感と癖のない香りで人気の品種です。
健康にも良いとされていて、弊社では栽培・収穫・精麦まで全て自社で行っています。
ご飯と一緒に炊いてもよし。はたまた茹でてスープやサラダのトッピングにしてもよし。お好きな食べ方でもち麦を楽しんでください。
あさひかわ産もち麦の歩み
私たちがもち麦を栽培するようになったきっかけは、「もち麦って旭川でも作れないの?」と普段から愛用されている代表の奥様が尋ねたことからでした。
当地域では平成中頃から水稲転作が奨励され、最初に黒大豆の栽培が始まりました。しかし、黒大豆は病害虫に弱く連作が難しいことから、安定した農業のために輪作に加える新しい作物を導入する必要がありました。
そこでもち麦について調べてみると面白いことがわかってきました。
・既存の農業機械で栽培管理や収穫がすべてできること
・繁忙期が黒大豆や水稲と重ならないこと
・身体に良くてお客様に喜ばれる食材であること
こうした事からもち麦が地域を支える新たな輪作作物として有力候補に上がり、北海道の気候に合った品種や栽培方法を知るために上川農業改良普及センターや農研機構の研究員の方々と協議を重ねていきました。
そしてついに平成29年の春から試験栽培を行うことになり、時が経つこと3年以上、ようやく皆様に販売できるようになりました。
今後ももち麦の栽培を通して旭川から魅力ある農業を発信していけたらと願っています。
地域とのネットワーク
北永は地元の生産者や企業と連携し、この地域ならではの農産物を生産しています。
例えば、JAあさひかわ酒米部会や層雲閣グランドホテルの皆さんと酒米の田植えや稲刈りを行い、収穫したお米は層雲閣オリジナル名酒「初一」の原料として使用しています。
穀物づくりのプロ
北永は農業に長年取り組んできた生産者によって運営されている、穀物づくりが専門の農場です。旭川永山地区で生産される黒大豆や小麦などの多くは、北永が地元生産者から委託を受けて管理しています。
メンバーそれぞれが培った経験や技術を生かし、種まきから収穫・選別まで一貫した作業を代行することで生産者の負担軽減に貢献し、地域全体の品質安定にも貢献しています。