十勝エッグフォレスト

北海道 上川郡清水町

十勝エッグフォレスト

食べチョク登録:2024年04月

北海道の豊かな恵まれた環境で、自然に近いかたちでのびのびと成長した元気な鶏のたまごや鶏肉を生産しています。国内では珍しいネラという品種(オランダ原産の最も原種に近い黒い鶏)を選び、手間はかかりますが手作りの発酵餌を毎日与えています。鶏同様に少数ですが豚の飼育もしています。

生産者のこだわり

生産者のこだわり

餌のこだわり

鶏が食べる餌へのこだわりを一番大切にしています。
国産(主に道産)であることを第一に考えており、飼料に遺伝子組み換え作物や化学薬品、防腐剤、酸化防止剤は含んでいません。(生後1ヶ月間の雛が稀に体調を崩した時は配合飼料を使用する場合もあります。また飲料水にビタミン剤を添加しています。)
餌の原料となるものを国産のオーガニックで調達し、かつ手の届く価格帯で卵を生産するのはなかなか難しい現状があります。
そこで、「それら穀物の残量農薬をわずかでも微生物に分解してもらいたい!」という希望も込めて、好気性発酵と嫌気性発酵の2つの飼料を一から手作りしています。
微生物の働きにより発酵し、甘みや旨味が増し、多様な栄養素の構成となります。(酢・味噌・ヨーグルトのイメージ)

・好気性発酵にについて
好気性発酵飼料は、小麦、米、とうもろこし、キビ、粟、稗、そば、大豆、ぬか、昆布、ホタテ、魚粉、貝化石などを配合しています。

・嫌気性発酵飼料について
嫌気性発酵飼料(おから乳酸発酵飼料)は、おからを米ぬかで水分調整して、とうもろこし、小麦、時々小豆を混ぜ、約1ヶ月半寝かせて熟成しています。糖蜜や季節によって自家栽培のカシス・ハスカップ・ブルーベリー・葡萄の搾りかす、を糖分として使うこともあります。(おから、ぬか、とうもろこし、小麦、糖蜜)

・その他
緑餌、カシス、葡萄の搾りかす、小豆、ズッキーニ、カボチャなど季節もの。
大豆、小豆は、「広内エゾリスの谷チーズ社」のホエーで煮ています。
おやつとして、クローバー・野菜などの緑餌をあげています。
※魚粉には防腐剤や保存料は入っていません。

生産者のこだわり

鶏のこだわり

国内で飼育されている高産卵で低飼料要求率(餌の量が少ない)の品種改良を重ねた鶏ではなく、オランダ原産のネラという最も原種に近い黒い鶏を育てています。
生産性は高くありませんが、ゆっくり時間をかけて卵を産むので良い卵ができます。
世界的に卵の味には定評がある鶏です。

【ヒナから育てる】
産まれた直後の雛から6ヶ月かけてゆっくりと育てます。予防接種はせず、抗生物質を含む餌はあげません。(生後1ヶ月の間、体調を崩した時は配合飼料を使用することがあります)
雛のクチバシを切るデビーク・断嘴はしていなせんので、硬いカボチャや人参・ブロッコリーんも突いて食べることが出来ます。
まず、最初の3日間は玄米だけを与えて、何でも食べられる丈夫な胃を作ります。予防接種や抗生物質を与えなくても、自然の多種多様な旬のものを食べることで抵抗力を付け、健康な鶏に育つと考えています。

生産者のこだわり

環境へのこだわり

ウィンドウレス鶏舎でのケージ飼いが一般的になっている今日の養鶏ですが、本来鶏は地べたで生活する動物です。十勝エッグフォレストでは発酵床で平飼いをしています。(麦わらや落ち葉やウッドチップを合わせた土に鶏糞が混ざり、直播きされた餌を鶏がつついたり、足でかき混ぜることで発酵床が出来ます。)
発酵床や発酵飼料のおかげで、鶏舎の中は鶏糞のいやな臭いがあまりしません。
また、外的に襲われないよう出来るだけ高いところで寝るという本来の鶏の行動欲求を尊重し止まり木で休息出来るようにしています。
鶏舎内は年中温度管理を一定に保つことはせず、自然の鳥たちと同様に季節の移り変わりと共に暑さや寒さなど気温・湿度の変化を感じられるようにしています。この環境と餌で鶏を強い体にし、鶏のもつ免疫力を高められると信じています。

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