林ぶどう研究所 林 慎悟

岡山県 岡山市北区津高

林ぶどう研究所 林 慎悟

食べチョク登録:2021年01月

岡山県出身で、現在も温暖で比較的雨の少ない岡山でぶどうを栽培しています。
私の地元は「マスカット オブ アレキサンドリア」の発祥の地で昔ながらの木造の温室等も残っています。
民間で研究所といった屋号は珍しいと思いますが、私はぶどうの栽培以外にも、ぶどうの品種改良を行っています。

メディア出演:「マツコの知らない世界」「嵐にしやがれ」等

生産者のこだわり

生産者のこだわり

土づくりへのこだわり

【植物も人間と同じ】
農業を始めたばかりの頃は、農協のマニュアルにある栽培方法に少し工夫をする形で、知識の少ない私は、勉強と実践を合わせて行ってきました。
畑では、頻繁に虫や病気の被害が多く、農薬を散布してもなかなか治まらず、何が原因なのか、また防ぐ方法はないのかと考えていました。
ふと、視察先の農園で土の感じの違いに気が付きました。特別な事をしているようには見えないのに、非常に柔らかい土の表情にどのような栽培をしているのかと、話を聞きました。

「自分が食べると思って、肥料や農薬を考えている」

成程と思いました。口に入る事もそうですが、植物も人間と同じで、与えるものを吸収(食べて)して生きています。
その出会いから、肥料、農薬を見直し、米ぬかと海藻を中心とした有機肥料のみを使用し、環境を整え、葡萄の樹を一人の従業員と思って管理しています。

また環境を整えることで、農薬散布回数も従来の半分近くに減らしています。

生産者のこだわり

100種類以上のぶどうを栽培し、個人育種家として品種改良にも取り組んでいます。

民間で研究所といった屋号は珍しいと思いますが、私はぶどうの栽培以外にも、ぶどうの品種改良を行っています。
「品種多様性の維持」が、これからおとずれる想定がしづらい将来のリスクを最小化し、生産現場の力になると考えているからです。
 一次産業に携わっている人間に、昨今の環境の大きな変化を感じていない人はいないと思います。そのような中で、現在ある地域において栽培しやすい品種が、10年後もそうであるとは考えにくい状況です。

そういった環境の中で、品種の力は大変大きいです。そのため、就農以来20年近く育種に取り組んでおります。

また、品種改良を行い、多様性を維持することで、消費者のみなさんにも多様性のある食の楽しみをご提案できればと思っています!

代表的な開発品種「マスカットジパング」

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