

青森県 下北郡佐井村
佐井村アピオス農園
食べチョク登録:2021年01月
青森県佐井村で、健康野菜「アピオス」を中心に生産しています。
獣害が深刻な村ですが、アピオスはニホンザルが食べないということで、特産品化しようと取り組んでいます。栽培の面においても、冷涼な下北地方の風土に合った作物として、地元の大きな期待を集めています。
農業だけでなく、観光や特産品販売など、地域活性化に関するさまざまな取り組みに関わっています。
生産者のこだわり

自然と共存できる地域づくりに取り組む
佐井村は漁業の村で、農地も少なく、さらに天然記念物のニホンザルによる獣害が深刻です。そのような地域で、持続可能な農業を行うために、アピオスの栽培を始めました。
アピオスは、サルが食べない野菜なので、野生動物と競合しません。農薬や化学肥料も使用しないで栽培しているため、環境にも優しいと言えます。
農業を通じて、自然と共存できる地域づくりに取り組んでいます。

一次産業で自立できる地域を目指して
漁業・農業ともに厳しい現状であり、生産物の価格低迷、後継者不足など深刻な問題を抱えています。下北半島は特に、これまでの50年の間に、一次産業をあきらめて原子力産業や自然エネルギー産業などにシフトしてきました。
しかし、一次産業は最も基本的な産業であり、農業生産、加工品など付加価値化を進め、一次産業でも自立できる地域づくりを目指します。