私の家では大根、キャベツ、スイカを栽培していて、い11月〜3月が大根のシーズンになります。

今シーズンを振り返ってみると、スタートは順調。
全国的に台風被害があまりなく、私の地元でも久しぶりの台風被害なし。
大根が痛まず、傷口から病気にもならず、農薬の回数も大分減りました。

全国的にとても豊作の上、我が家もコロナウイルスの影響で、農協に出荷しても、L大根一箱値段が300円という就農してから初めて見る安さの時もありました。Sは一箱15という時も！
（近所にはもっと苦労された農家さんもいました。）

それでも、大根の品質自体は良かったのが、だんだん乾燥がキツくなり、12月にはいると土がカチカチに。
大根はその影響で変形。
地元では「コブラ」と呼ばれる大根が増えていきました。

農協と農家の代表者が集まり、話をした事がありました。

農協の販売担当者はコブラが市場に出回ると、産地イメージが悪くなり、この先販売が厳しくなるから、出荷はしないで欲しい。

農家としては、安値の上、１つの畑全ての大根がコブラの人もいるから、何か対策を考えてくれないと生活出来ない！

など、色々な意見がでましたが、農協としても三浦だけ規格を緩くする事は出来ないという事でした。

農家の方は、続く安値とコブラで苛立っていた人が多かったと、思います。自分もいつまでこの状況が続くのか不安だったのを覚えています。

ただ、しばらくすると、農協のM、S、3L出荷止めという対策が功を奏し、値段は回復して行きました。

1月中旬まではL一箱1000円まで回復。
そこからはだんだん落ち着き、L一箱600円辺りで、推移していきました。

そして3月に入り、今は横縞症と戦っています！
大根あと少し！頑張ります！

コロナウイルスで苦労されているのは自分だけじゃなく、自分以上に苦労されている方がたくさんいると思いますが、大変なシーズンでした。

次のキャベツでは、何とか大根の安値を取り戻したいところです！

写真はコブラ大根です。