【食べチョク実食レポート|ぶどう編】産地直送のぶどうって何が違うの?
夏から秋に旬を迎えるぶどう。だんだんと店頭で見かけるようになりました。
自分好みのとびきり美味しいぶどうを食べたいけれど、どれを選べばいいのか分からない…そんなふうに思ったことはありませんか?
今回は「産地直送のシャインマスカットって何が違うの?」「あまり見かけない品種の違いが知りたい!」という産直ぶどうにまつわる疑問を解決するために、ぶどう好きな食べチョクスタッフが実際にお取り寄せして、みんなで実食しました。
今回お取り寄せしたぶどう
ピエモヴェリータ 株式会社さん(写真:左)
- シャインマスカット
- 富士の輝
- 甲斐キング
- クイーンニーナ
- マスカサーティーン
ことりはぶどう園さん(写真:右)
- あづましずく
- 泉州パープル (ことりはぶどう園さんオリジナル品種)
美味しさを見分けるポイントは「軸と実」
※参考…『生産者さんだから知っている そのままおいしい野菜の食べ方』p.128 著:食べチョク(ダイヤモンド社)
軸
軸が緑色で太くしっかりとしているものは、より鮮度の良い状態です。
実
ハリがあって大きさが揃っているもの、黒や赤系は色が濃いもの、グリーン系は色が鮮やかなものが美味。
皮についている白い粉状の「ブルーム」は、新鮮さを保つ役割があります。
シャインマスカットの黄色がかった粒は?
鮮度が落ちているわけではなく、熟して甘みが増してきています。その分、シャインマスカット特有の爽やかな香りは薄くなります。
【ギモン その1】産地直送のシャインマスカットってどう違うの?
今回は、一般的なスーパーで販売されているシャインマスカット(写真:右) と ピエモヴェリータ 株式会社さんのシャインマスカット(写真:左) を食べ比べてみました。
見た目の違い
ピエモヴェリータ 株式会社さんのシャインマスカット(写真:左) は、軸が緑色でしっかりとしていて、粒はしずく型の大粒で揃っています。
実食!
まずは一般的なスーパーで販売されているシャインマスカットを実食。
「甘さがしっかりあるね!」
「皮がパリっとしている。けれど、ちょっと皮が口に残る感じがするかな」
次にピエモヴェリータ 株式会社さんのシャインマスカット。
「みずみずしい!」
「肉厚で、食べごたえがある!」
「皮が薄めで、りんごのようなシャキシャキ感を感じる。でも、皮は口に残らないね」
「噛んだ時のシャインマスカットの香りが広がるのがわかる」
食べ比べてみた結果
- 「The・シャインマスカット」を食べたい時
- 贈答品など、ギフトで失敗したくない時
には、産地直送のものが特におすすめ!という結論に。
【ギモン その2】あまり見かけない品種の違いが知りたい!
続々と新しい品種が開発され、日本だけでも100種以上存在するぶどう。
「あまり見かけないぶどうも気になるけれど、好みじゃなかったらどうしよう…」というお悩みをお持ちのあなたに、実際にさまざまな品種を食べ比べた感想をレポート!ぶどう選びの参考にしてみてください!
クイーンニーナ
- 皮が厚めで、香りが立っている
- ぶどうらしい繊維感が楽しめる
- ジューシーで甘さが強く、余韻が残る味わい
甲斐キング
- 皮は結構厚めで剥きやすい。巨峰よりも深い黒
- 巨峰よりも甘くてジューシー!
- 一粒が大粒でずっしり!食べごたえある
あづましずく
- 粒が大きい!
- 皮に酸味と渋みを感じるので深みがある
- 名前のとおり「しずく」っぽい。皮と実の間に水分があるようなジューシーさがたっぷり!
- 皮と実の味や食感が違うので、皮を剥いて食べるのがおすすめ
富士の輝
- 今日食べ比べた品種の中で一番大粒。「ほおばる」という表現が合うほど大きい!
- 硬めの食感で果肉をしっかり楽しめる。ライチのような食感と香りがする
- 甘すぎない大人向けのぶどう
マスカサーティーン
- 糖度が高め。でも、少し酸味も感じる
- シャインマスカットではなく、マスカットに近い味わい
- シャインマスカットよりも中がやわらかく、巨峰に近い食感
泉州パープル (ことりはぶどう園さんオリジナルブランド品種)
- 黒系ぶどうの余韻が残るタイプかと思ったらシャインマスカットみたい!
- パリッとしている。見た目とのギャップがおもしろい
- 酸味も楽しめてさっぱりとした味わい
食べ比べてみた感想
さまざまな種類のぶどうを同時に食べ比べてみて、粒の大きさ・皮の厚み・香り・甘さ・ジューシーさなど、品種によって特徴が大きく違いとてもおもしろかったです!
食べ比べたスタッフみんなで「せーの!」でお気に入りのぶどうを指さしたところ、結果はなんとバラバラでした!
みなさんもぜひ食べ比べてみて、自分好みのぶどうを見つけてみてくださいね!
販売中のぶどうを探す
品種で探す
他にも食べチョクでは、農家直送のさまざまな品種のぶどうを販売中。今が最盛期!産地直送のぶどうをお見逃しなく!
開催中のぶどう特集
大人の夏は、大忙し。
生活や仕事も変則的で、昼間の暑さで毎日へとへと‥。
大人だって、休みたい。
旅行や遠出は難しくても、自宅でちょっと涼しくなった夕暮れに、好きな雑誌をめくるような、贅沢な時間でご自愛しましょう。
そんなひとときに添えたいのが、旬の"ぶどう"の果実。
房のまま、手でつまめる手軽さも、鼻をぬける上品で芳醇な香りも、大人のちょっとしたご褒美にふさわしい。
この夏は「大人のぶどう時間」でほんの少しご自愛しませんか。
最新のおすすめ記事
「料理がもっと楽しくなる!」食べチョクコンシェルジュ体験レポート
自宅に届いた瞬間から、特別な体験が始まります!食べチョクの野菜宅配「食べチョクコンシェルジュ」。「毎回、何が届くか楽しみ♪」「料理がもっと楽しくなった!」というお声をいただき、ご利用者様も増えています。一方で、はじめての方は「鮮度はどうだろう」「食べ切れるかな」「続けられるだろうか」と、不安な方もいらっしゃるかもしれませんね。そんな不安を解消すべく、実際にスタッフが試してみました!その体験を通じて、はじめての方が気になるポイントをお届けします♪「食べチョクコンシェルジュ」とは?全国の農家さ...
2024/12/20 公開
【採れたての真っ赤な宝石】世界中から愛される「いちご」の秘密を大解説!
いちごはその鮮やかな赤色と甘酸っぱい風味で、世界中多くの人々を魅了してきました。採れたての果実をがぶっと頬張るのはもちろん、デザートやスイーツの主役としても華々しく美しく、老若男女問わず愛され続けています。今回は、そんないちごの歴史や名産地など実は知らなかった情報に加え、生産者さん直伝のいちごを100倍おいしく楽しむ方法を詳しくご紹介します。なぜ「いちご」っていうの?▲野いちご最も有力な説の一つは、奈良時代の歴史書『日本書紀』に登場する「伊致寐姑(いちびこ)」が語源とされるものです。当時、...
2024/12/19 公開
【国産完熟・産直プレミアム】 極上いちご「とちあいか」「あまりん」など勢揃い
本当に美味しいいちごを食べたいあなたへぽってりとした紅のフォルム...つやつやな果肉とつぶつぶの小さな種...ふわっと広がるほのかな甘い香り…じゅわっと広がる甘い果汁...その美味しさを存分に楽しみたいなら、採れたてを味わうのがポイント。凄腕の生産者さんが、最も美味しいその時を見極めて収穫した採れたての極上いちごを、産地からご自宅に直接お届けします。生産者さんが厳選した極上の逸品をぜひご賞味ください。さっそく産直プレミアムの極上いちごを探すこだわりの特選果実を、特別なあの方へ、自分へのご褒...
2024/12/18 公開
親子で学ぶ持続可能な農業体験 ~『生き物たちとめぐるファームツアー』開催レポート~
2024年11月16日(土)、千葉県木更津市にある「クルックフィールズ」で行われた『生き物たちとめぐるファームツアー』は、親子向けの体験型イベントとして、持続可能な農業と循環型社会の重要性を学ぶ貴重な機会となりました。このツアーでは、農業や環境保全、そして食育に関心のある参加者の方々が、自然と調和した有機農業の現場を見学し、実際に体験しながら、これからの社会を支える「サステナブルな農業の未来」について深く考えることができました。農・食・アートを軸としたクルックフィールズという場所では、持続...
2024/12/16 公開
牡蠣漁師さんに聞いた!<牡蠣から見た地球> 海の温度も上昇している!秋にはもう牡蠣は食べられない?
食べチョクでは2024年6月に、桃の農家さんに『桃の栽培に関するアンケート』を実施。その結果、どの農家さんも気候変動や環境の変化を感じている、ということがわかりました。そこで我々はさらに調査を重ね、今回は牡蠣について牡蠣漁師さんにアンケートを行いました。生で食べるのはもちろん、バターソテーやお鍋の具材として、秋冬の食卓を彩ってくれる牡蠣。そんな牡蠣もまた、気候変動の影響を受けているのでしょうか。そんな疑問を元に、三重県、広島県、宮城県の牡蠣漁師さん6名にアンケートを行った結果、温暖化の影響...
2024/12/13 公開