実は、桃が面白い!
国内だけで100品種以上を誇る桃は、
ひとくちに「桃」といっても、
品種が変われば硬さも香りも
舌触りも変わります。
土地ごとに愛される桃も違い、岡山では世界でも珍しい白い桃が栽培され、
福島ではりんごのように
じゃきじゃきと硬い桃が昔からの定番。
そんな桃も、
気候変動のあおりで
年々収穫が早まっていたり、
暑さに強い品種への
植え替えが進んでいたり...
桃の話題は尽きません。
そんな桃の多様さ、多彩さを、
食べチョクが様々な角度からご紹介。
この夏は、
みずみずしい桃を味わいながら、
大人の知的好奇心を満たす探究の旅に出ませんか。
知ってた?
個性豊かな桃たち6つ
ひとくちに「桃」といっても、品種によって、見た目も、食感も、果汁の量もまったく違うのです。
その多様性はまさに"ピーチダイバーシティ"!
この夏、個性豊かな桃たちとの出会いを楽しみましょう。
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全国桃グランプリ、結果発表!
総合金賞に輝いた桃とは…!?
国内最多!?桃チャート
甘くて硬いからガブリと食べられる!夢のような果物、「ワッサー」
”桃”の華やかで香り高い甘さと、そのままかぶりつける”ネクタリン”の手軽さの両方が楽しめる…それが夢のような果物、「ワッサー」です。
桃は皮を剥いてカットしていただくのが一般的ですが、「ワッサー」はサクッとした食感で、皮を剥いたらそのままガブリと食べられる。
“かぶりつける桃” って、食べごたえがあって最高なんですよ。
実は、「ワッサー」は長野県生まれの品種。代表的な生産者だった方のニックネームが ”わっさん” だったことが名前の由来。生産量は年々減少傾向にあり、長野県の生産者としてはもっと「ワッサー」の魅力を知っていただき楽しんでほしいと思っています。
ワッサーは大きく3種類あり、7月下旬に 「ワッサークイーン」、8月上旬に「スイートリッチ」、8月中旬に「ワッサー」が登場します。いずれも”サクッ”とした食感の、硬肉質の桃。お好みで追熟して食べていただけます。個人的には、「スイートリッチ」が甘味も強くておすすめですね。
ぜひ、ひとシーズンで3タイプ食べ比べて、好みのワッサーを発掘してもらえたら嬉しいです。
より美味しく・安全なりんごを皆さまにお届けするため、最先端の栽培方法「高密植栽培」を積極的に取り入れ、農薬の削減にも取り組んでいます。ぜひジューシーなワッサーをお試しください!
桃の茶色いところ、傷んでる?大丈夫です!
桃の茶色いところは、おひさまの光を浴びた証拠!糖度が特に高いので、ぜひ食べてみてください。
バナナのシュガースポットのようなもので、濃厚な甘さを楽しめます
”おいしい”の瞬間のためだけに、一年がある
桃を生産する際に1番大変なのは、収穫期に色々な作業が重なることです。栄養を奪う徒長枝(とちょうし)が出てくるわ、翌年の桃に影響をあたえる花芽が形成されるわ、草は伸び、注文が飛び交う。この農作業にひとつでも手を抜くと、おいしさにはっきり影響します。1分1秒が左右される時期に限っていろんなことが起きるんですよね。でも、何とかひとつひとつと向き合ってこなしていった先にいい桃が待っているんです。嬉しい瞬間は何といっても、食べてくださった方に「おいしい」と感じてもらえた時です。この瞬間のためだけに一年があり、ひとつひとつの作業があるのです。どこかひとつの作業が抜けたらこの瞬間に出会えない。この一心で、ひとつひとつの作業に気持ちを込めています。
<桃から見た農家> こだわりの"樹上完熟桃"とは
山梨県南アルプス市で桃を生産されている「南アルプスこまの園」の野田さんを、食べチョクスタッフが訪ね、桃へのこだわりについて農園でお話をうかがいました。
生産者の声 #桃を楽しむ生産者のコツ
みんなの 桃エピソード
”黄桃”に感動!
大逆転ホームランのおいしさ
缶詰の黄桃しかないと思っていたのですが、ねっとりとした食感と甘さに感動しました!
届いたときは小ぶりなサイズに少し戸惑いましたが、食べて感動。
大逆転ホームランでした。
桃をきれいにむくコツ、保存方法
(1)表面のくぼみにそって種の深さまで包丁を入れ1周させる
(2)両手で回すようにひねって2つに分ける
(3)種をくり抜き、 好きな大きさに切る
(4)皮を下にし横から包丁を入れ、皮をむく
果汁の流れ出しや傷みも少なくカットできます。
\教えて!生産者さん/
桃をおいしく
味わうための知恵
食べごろの見極めが分かりません
桃をおいしく食べるには、毎日よく観察する ことが大事。桃は常温で保存するとお尻の部分からだんだんやわらかくなります。一番最後に熟すヘタの周りを指で触り、少しやわらかくなったら食べごろです。※「おどろき」 などの「シャキ桃」は追熟してもやわらかくなりません。シャキシャキのまま楽しんでください。
桃を長持ちさせるにはどうしたらいいですか?
届いた桃は、まず2~3日で食べられそうな量を風通しの良い涼しい場所で 「常温保存」してください。
余りそうな桃は皮ごとラップで巻いて冷蔵庫の野菜室へ。 白いネットに包 まれている場合はラップで包んだ上で被せると傷みづらいです。
桃マイスターが贈る、桃レシピ
桃好きさんによる、桃のおいしいレシピ
- 食パンをトーストする
- 桃を食べやすい大きさにカットして、変色しないようレモン汁を絡ませておく
- トーストに2)の桃とモッツァレラチーズをのせて、オリーブオイルと黒胡椒をかける
- グラスをキンキンに冷やしておく
- 桃を食べやすい大きさに角切りにしておく
- 冷やしておいたグラスに、水切りヨーグルト、お菓子のチョコフレーク、角切りの桃、バニラアイスを順番に詰めて、最後に桃をドドンのせる
- 頬張る!
桃の相棒、食べチョクにいます
桃モッツアレラに桃ディル、桃のはちみつがけなど…桃レシピにぜひ使いたい食材たちをご紹介
桃と一緒にペアリングしてほしいドリンクも
桃とあわせて楽しみたいドリンクをご紹介(スタッフのペアリング体験記は後日公開!)
読んで、見て楽しむ「桃」
ーそうです、わたしはいま、桃を煮ています。桃を煮ているひとなのですー 年に一度あるかないかの頻度で桃を煮る著者。煮て、濾して、桃シロップにして飲むヨーグルトで割ると、もったりとした飲むヨーグルトの中にすこし果実の繊維を感じて、桃のにおいと甘さがきゅんと舌に着地する。市販の「桃味」の飲むヨーグルトとはまた一味違った、フレッシュなおいしさがあるのだそうだ。食を通して、生活に少しの楽しみができる。懐かしい記憶を思い出す。季節の変化を感じる……。誰しもに覚えのある瞬間を表現した「食エッセイ」41編を紹介。
「桃を煮るひと」
著者:くどうれいん