九十九里潮風野菜　和田農場です。

当農場の生落花生をご購入いただいたお客様にお知らせいたします。
本日、食べチョク運営事務局より標題のとおり、カビ発生のお申し出があった旨、連絡を受けました。
当該落花生をお届けしたしたお客様には、ご不快な思いをさせてしまい、大変申し訳ありません。

お申し出のあった落花生は9月22日に発送し、24日午前中にお受け取りになった落花生です。同日付けで発送した落花生をお受け取りになったお客様、大丈夫でしたでしょうか。食べチョクのお客様担当の方でも、同様の事象が発生していないかどうか確認してくださっているとのことでしたので、どうぞお申し出くださいませ。

また、別の日に収穫・発送した落花生にも、カビの発生はあったのではないかと思います。今回のことをきっかけに、クール便導入について検討をしますので、このお知らせを読んでくださったお客様、調査へのご協力をお願い申し上げます。
当農場が食べチョクでのおおまさりの販売を始めたのが、2019年か2020年だと思うのですが、現在までに落花生のカビ・傷みの発生について、届いたよ！投稿や運営事務局から知らせていただいたのが2件。この他にも確実に発生はあると考えています。そっと心の中にしまって下さったお客様が多かったのではないでしょうか。

今回のお願いは、お送りした落花生の莢にカビや傷みが発生していたことがある、というお客様に「あったよ」と教えていただきたい、ということです。外側のカビや傷みは選別で排除して発送していますので、常温便で輸送中に、どのくらい発生したかを把握したいのです。中身の傷みは栽培中でも発生し、それについては対策が施せませんが、輸送中の発生はクール便を使用することである程度防ぐことが可能です。高頻度で発生するのであれば全てクール便に切り替え、低頻度なのであれば二通りの輸送方法を用意してお客様に選んでいただこうと考えております。

当農場はかたくなにクール便ではなく「通常便」利用にこだわってきました。まだまだマイナーな生落花生という野菜を、少しでも買いやすい商品価格と送料で、沢山の方に試していただきたい、という思いからです。意外かもしれませんが、通常便で送る落花生の方が手間と時間を掛けています。時々天地を返しながら時間をかけて風を当てて、しっかり莢を乾かす等、幾つかの工程を経ているからです。これらをしないと落花生の激しい蒸散によりダンボール箱が湿り、箱が破れたり、他のお客様の箱や商品を濡らして迷惑をかけてしまいます。そして、クール便を利用するには集荷直前まで箱ごと大きな冷蔵庫に入れて予め荷物を冷やしておかねばなりません（20箱30箱もの30℃くらいの荷物が集荷トラックの冷蔵庫に一気に入ったら、他のお客様の荷物が温まってしまうからです）。大きな冷蔵庫を導入するのも稼働させるのもコストがかかります。商品価格を上げたくはないですが、今が決断の時かと考えております。

全てのお客様がこのお知らせをお読みになってはいないなかで、難しいことは承知の上ですが、少しでも判断材料にさせていただきたく、お申し出、どうか宜しくお願い申し上げます。長文失礼いたしました。